5月頃に購入した、断崖の女王シンニギア。
白いもけもけの毛が葉っぱから生えており、気品ある美しい植物です。我が家に来た時は既にオレンジ色の可愛いお花を咲かせていました。「種ができるかな~?」という好奇心いっぱいの気持ちで、お花を指でもみもみしていたら、ちゃんと受粉ができたようで、6月頃には花芽部分が少しずつ膨らんできました。6月後半には種を採取することができ、種まきをして7月2日に無事に発芽をしました!
我が家の種まきと発芽の物語をお伝えします (#^^#)
→ 開花している断崖の女王がやってきた時の記事はこちら♪
種ができていた!
6月19日。ふと断崖の女王を見てみると、もう先っちょが割れているではありませんか!
私は慌てて小さいビニールパックを持って、種を採取。触るだけで種がぽろぽろと零れてしまいました。下に零れてしまった種も必死に集めます。気付くのがもう少し遅かったら、全部が風で飛んでいくところでした。危ない、危ない…。
種ができる部分も毛が生えていてもこもこです♪ 花芽のうち、半分くらいが受粉されて種ができたかな?(^^)/
これだけ収穫しました♪
これだけ種が集まりました(#^^#)
茶色の種はとても細かく、吹いたらどっかにいってしまいそうなほどです。ゴマ粒よりも小さく、言うなれば砂レベル…。故郷のブラジルで生き延びる為、少しでも遠くに飛ぶように進化したのでしょうかね。
種まき開始♪
6月25日に種をまくことにしました。
小さいサイズのポットを20個用意。100均で買ってきた種まき用の土を順番に入れていきます。そうしたら土が余ってしまったので、増やして23個にしました。
本当ならそこで種がカビないように土を消毒をした方がいいのですが、私は植物で使える消毒を持っていません。前回、ドラゴンフルーツの種まきで活躍した「犬用消毒スプレー」を使用することにします(*ノωノ)
→ ドラゴンフルーツのワイルドな種まきを見たい方はこちら♪
やはり全部に犬用スプレーを吹きかけるのには抵抗があったので、半分くらいの11個に噴射することにしました。そして、種がよく定着するように、土に水を入れて湿らせます。これで下準備は完了です。本命の種をまきます!
しかし、種は非常に小さいので指でつまんでポットに入れると、密集したり零したりしそうです。ネットで調べていたら「少量の土に種を混ぜて、土ごと入れる」という方法がありましたので、私もそれに倣うことにしました。
白い器にちょっとの土を入れて、種を投入します。そして混ぜ混ぜ。最初は上手く混ざりませんでしたが、根気づよくやっていると種が行方不明になりました。種入り土を23個のポットに均等になるように入れていきます。
なんかそれでも不均等になってしまったような気がしますが、無事に種まきが完了しました!
お盆に水を張り、腰水で日陰管理です。風通しはまずまずあるところです。情報によってはラップを被せるとありましたが、時期が6月後半で結構蒸し暑かったので、そのままにしました。
「発芽してね~」と祈るような気持ちで、毎日確認をしていました。
ついに発芽!
種まきから7日目。ポットを見てみると、小さな小さな緑色の芽が。
遂に発芽しました!!\(^o^)/
写真では分かりにくすぎますが、ちゃんと二つ発芽しています!
可愛い~♪(#^^#)
7月4日には殆どのポットで発芽が確認されました。写真も矢印がなくてもちゃんと発芽が分かりますね♪犬用の消毒スプレーは特に意味はなかったようです(笑)我が家においてはカビには悩まされずにすみました。
この小さい子があの親株のようになるなんて、いまだに信じられません。いつから白いもこもこが出てくるんだろう。楽しみ♪ これからは手探り状態になりますので、一生懸命育てていきたいと思います。目指せ小イモちゃん!(#^^#)
それにしても、親株になるまで何年かかるのかしら…?(/ω\)
本日の断崖の女王の元気の出るお言葉
「貴人たるもの焦りは禁物。じっくりと学び、心を豊かにしていけば、いつかは大輪を咲かせるものですわ」