先日、地元の園芸屋さんで「マンジェリコン」という不思議な植物を見つけました。
それは「沖縄のおば~も飲んでいる!奇跡のハーブ」というキャッチフレーズで、煎じてお茶で飲むとかなり体にいいらしい。だけど、そのかわり超絶まずいようで、「良薬口に苦し!」と紹介されていました。この植物がどうにもこうにも気になり、興味本位で買って、お茶を作って飲んでみることにしました!
奇跡のハーブ、マンジェリコンのお茶の作り方と感想をご覧ください♪
マンジェリコンってどんな植物?
見た目はこんな感じです。一見普通の葉っぱに見えますが、葉っぱに細かく産毛が生えていて、ふかふか可愛いです~(^^♪ 葉っぱを触るとほんのりハーブのような匂いがします。
付いていた札の沖縄おばあちゃんのインパクトが強烈で、欲しい誘惑に負けてしまいました。マンジェリコンは多年草ですが、冬に弱い為に一年草として扱われています。地元ブラジルでは一般的に料理に用いられているとか。
一か月後の6月には、謎の花芽を付けてくれました。これ以上咲く様子はありません。
細長い花芽に緑色の花なのかな…?不思議です。
(6月15日頃)
と、思っていたら紫色の可愛いお花を咲かせてくれました。茎からくるくると花芽がついて、ぽんぽん咲いています。パープルフラワーなんですねマンジェリコンさん。なんだかますます渋みが増してきますね(笑)
効能と説明書きは?
奇跡のハーブとして紹介されているだけあって、効能は凄まじいものがあります。
マンジェリコンは糖を分解する作用があり、インスリンの分泌を促進し、血糖値を抑える効果があると言われるハーブで、民間療法として使われているそうです。
また、ミネラルたっぷりで余分な塩分を排泄し、血圧を下げる効果があるといわれるカリウムや、血液をサラサラにして高血圧を予防するカルシウムを豊富に含んでいます。―お茶と苗の生産販売TAKASUより
その他、メタボリックシンドロームやアトピーにも効果があると考えられています。そう考えると、無敵ですねマンジェリコン!健康ブームにのっとり、最近じわじわと人気が出てきているそうです。
マンジェリコン茶の作り方は上記の通りです。
「はいOK!」のノリが面白いですよね♪ どれの作り方も難しくはなく、簡単手軽に作れます。私は一番の「沸かして煎じる」作り方でお茶を作りました。
どれだけ苦いのかな~わくわくどきどき(*ノωノ)
我が家のマンジェリコン茶の作り方
最初は控え目にと、脇芽の新しそうな葉っぱを6枚切りとりました。
枚数が少なめなので、水はコップ一杯程度の300mlで沸かしました。水を入れた鍋に葉っぱを入れ、10~12分くらいぐつぐつ…。はいOK!
マンジェリコン茶完成!
良い黄金色が出ました~!
鼻を近付けると、ハーブではなくお茶のような匂いがしました。超絶苦いと紹介されていたので、恐る恐る口を近付けて、飲んでみました・・・。一口、ごくりと。
…に、苦くない? あれ?
まったく苦くないんですけど?
優しいお茶の風味が鼻から抜けて、後味がほとんどなくて爽やかな感じがする。ほんの少し苦味のようなものが来るけど、嫌みがない。覚悟していた苦味とは全然違う。
煎じ方が甘かったのかな?と思って数分間待ってみて、飲んでみても苦くない。熱いからかな?と思って冷まして飲んでみても苦くない。
なんでだろう。葉っぱの苦味が上手にお茶に出てこれないのかな?
勇気を出して葉っぱをかじってみました。もぐもぐ。
苦くない。
まとめ
一体どういうことーー!?
みなさんが「物凄く苦い」って言っているから覚悟を決めていたのですが、予想から大きく外れてしまいました。
一つ考えられることは、私が摘んだのが上の方の新芽だけだったこと。抹茶のお茶と同じで、新芽は苦くなかったのかなぁ~と思います。もし茎付きの脇芽や、大きくなった葉っぱを煎じたら苦かったのかしら。
またマンジェリコンの葉っぱが増えたら再調査したいと思います!
もしマンジェリコン茶を作ろうと考えている方は、新芽だけをとって煎じてみてください。まったく苦くない、美味いお茶が飲めるかもしれませんよ(#^^#)
本日のマンジェリコンの元気の出るお言葉
「いつまでもずっと私達を育てていて欲しいな。健康は一生の財産だからね。どんなに苦くても、笑ってすましてしまおうよ」